Kenvue がヒスパニック遺産月間を祝うにあたり、研究開発担当シニアディレクターのKenvuerの Mayra Goncalvesと話をしました。Goncalvesはまた、ヒスパニックおよびラテン系チームメンバーのためにKenvueの社員リソースグループを共同でリードしています。Goncalvesは、ヒスパニック遺産月間の重要性、この機会を祝う最善の方法、そしてなぜハラカを作ることが名誉ある家族の伝統であるのかを議論します。
Kenvue でのあなたの仕事について教えていただけますか？
私は現在、Kenvue のスキンヘルス部門でボディカテゴリーの研究開発チームを率いています。私の仕事で最も気に入っているのは、満たされていない消費者のニーズを特定し、非常に多様で協力的な環境を楽しみながら、消費者と顧客に楽しい体験と有意義な結果をもたらす製品を開発するためにたゆまぬ努力をすることです。
優れた社員リソースグループを作るものは何だと思いますか？
以前は、ヒスパニックとラテン系をターゲットとする社員リソースグループの大半は、Taco Tuesday やサルサダンスなどのコミュニティ活動に重点を置いていました。そして、こうしたコミュニティ構築活動は重要ですが、私にとってより重要なことは、ヒスパニック系とラテン系アメリカ人が職場にとって魅力的な存在となっている文化や背景の違いを理解し、ヒスパニック系とラテン系の最高の人材を確実に育成し育成することです。
Kenvue は、同じような文化を持つ人々が集まる場所以上のものです。市場に積極的に参入し、ヒスパニックやラテン系の優秀な人材を惹きつけ、リーダーシップや能力開発の機会を提供し、その過程でコーチングやメンタリングを行うことができる場所です。
なぜヒスパニック遺産月間が重要なのですか？
職場での多様性を認識することが重要です。また、ビジネス成果を向上させるために多様性が果たす価値を認識することが重要です。ヒスパニック系とラテン系について考えると、私たちはおそらく 30か国のことを話していることになります。一つの国だけではありません。では、ヒスパニックまたはラテン系と見なされる可能性のあるすべての人と、この遺産月間をどのように関連させるのでしょうか？
個人的には私は自分たちのことをラテン系と呼ぶのが好きです。それはより包括的で、ラテンアメリカの文化、スペイン語以外の他の言語を話す人々が含まれるからです。何が私たちをユニークにするかを本当に考えることが重要です。ビジネスの観点から、どんな貢献ができるでしょうか？多くのことができるのです。
ヒスパニック遺産月間をどのように祝いますか？
私にとっては、単にその月だけを祝うのではなく、私たちの文化と伝統を毎日祝うことが大切です。私はヨーロッパ出身の祖先を持ち、ベネズエラで生まれ育ちました。私が毎日気を付けているのは、2人の娘がラテン系とヒスパニック系の血統を誇りに思うようにすることです。たとえ彼らがスペイン語を話したくなくても、祖父母やアメリカに住んでいない家族とコミュニケーションが取れるように、スペイン語を教えてきました。それはヒスパニックの遺産を祝うためのとても重要な方法だと思います。
日常的な文化的儀式の一環として、私は家庭でいくつかの伝統を祝っています。アレパはキッチンの定番です。ほぼ毎週末、朝食として食べています。下の娘が「 アレパが食べたい、他には何もいらない！」と言うと心が温かくなります。
クリスマスには、家族全員が集まり、ハラカス（ベネズエラの伝統的な休日の料理）を作ります。シチューを煮込んだり、生地を作ったり、バナナの葉を洗ったりと、とても手間のかかる作業です。私が若かった頃は、いつも「またやってるの？！手間がかかりすぎる！ 」と思っていました。でも、過去にこの料理を作ったことは、私の最も楽しい休日の思い出につながりました。だからこそ、我が家では伝統を守ってきました。アメリカには家族があまりいないので、私たちが選んだ家族であるベネズエラの友人たちを招待し、伝統を守るために一緒にハラカを作ります。
ラテン系で育ってよかったことは何ですか？
とても活気のある文化であり、コミュニティを大事にしています。儀式、人々をひとつにすること、アレパ、音楽、食べ物、色彩のすべてです。その生き生きとした姿は、私という人間や仕事への取り組み方に大きな影響を与えています。私の性格には、私の前向きさ、コミュニティ形成への関心、人々を巻き込む能力など、すべてが少しずつ役立っていると思います。
ラテン系であることを誇りに思う理由は何ですか？ラテン系の人として、何か特別な問題に直面したことはありますか？もしそうなら、どうやって克服したのでしょうか？
私が20年前に働き始めたとき、いえ、私がアメリカに旅行し始めたとき、「訛りがあると、あまり賢くないように聞こえる」という感覚が常にありました。それが現実なのか、頭の中で作り上げたものなのかはわかりません。それでも、何かを表現しているときに、周りの人の落ち着かない態度を感じていました。
人々の違いを理解し、尊重するという点では、世界はあれから大きく進化したと思います。私は1つの言語だけを話すのではなく、4つの言語を話すことを本当に誇りに思っています。スペイン語、ポルトガル語、英語、イタリア語。私のイタリア語は完璧ではありませんが、 読んで理解することはできます。
私は訛りがあっても気にしません。それは私のブランドの一部です！私のアクセントによって、自分に「劣等感」を抱くのではなく、私、Mayraが積極的に意見を表現していると感じるのです。私はいろいろな国で暮らして働いてきたので、多くの異なる視点で物事を考えています。それは本当に価値があることだと思います。
Kenvueは、ラテン系コミュニティを引き続き向上させ、支援するためにどのような措置を講じるべきですか？
社員リソースグループは、ヒスパニック系およびラテン系の社員を社内に増やすために大学を訪問して多様な人材を惹きつけたり、メンターシップや昇進の機会を提供するためにヒスパニック系およびラテン系の人材を職場に引き入れたりと、さまざまな方法で行動できるため、間違いなく役に立ちます。自分のような人がリーダーシップの立場にいることが、周りに大きな違いを生みます。入社し会社に留まることが、はるかに魅力的に見えるでしょう。私はその点で全力でサポートすることに取り組んでいます。現在私自身がリーダーシップの役割を担っていますが、他のヒスパニック系やラテン系アメリカ人を高めるのに自分は最適だと思っています。